2012年3月27日火曜日

栄養素の特性を教えてください。

栄養素の特性を教えてください。

食材ごとの栄養素が載った本を片手に料理をするのですが、

よくよく考えてみると、調理法で失われてしまう栄養素ってありますよね?

ちゃんと摂取できる調理法でなきゃ意味がないことに、今更気づきました。

また、中学あたりで習った記憶があるのですが、もうすっかり忘れてしまいました・・・。



カルシウム、鉄分、ビタミンAやB12など、栄養素はすごくいっぱいあると思うのですが

わかる範囲でもかまいません。参考になるサイトの紹介でもかまいません。

ぜひ教えてください。







ビタミンAは抗酸化作用があり、張りのある肌や艶やかな髪、健康な爪を育てます。

ビタミンAは動物のみに存在し、ウナギや豚のレバーに多く含まれていますが、動物や緑黄色野菜のカボチャなどに含まれるカロテンは、油と共にとれば体内でビタミンAに変化します。

またコラーゲンは野菜のビタミンCと一緒に取らないと効果が発揮されません>

↓わたしのホームページの「おかずの組み合わせ」のページです。各種ビタミンやカリウムの働きと、それらを含む食品を一覧しています。

http://www.md.ccnw.ne.jp/men.s.cooking/okajunokumiawase.html



追記。カルシウムは、細胞を活性化させて免疫力を高め、骨や歯を作ります。ビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収を弱め、欠乏症になります。しかし必要量以上摂取しても効率は上がりません。なおビタミンDは魚やキノコ類に含まれています。

例えば、しらす干し入りのオムレツなどは両方の成分を効果的に摂取できますし、シイタケのバター炒めなども同様ですね。



ホームページの「おかずの組み合わせ」の中の、カルシウムの項目に食材を書いてありますからご覧ください。








脂溶性ビタミン



・ビタミンA→皮膚粘膜を健全に保つ。暗所での視力調節。

欠乏・・夜盲症、発育障害、病気に感染しやすい。

・ビタミンD→歯や骨の発育の補助。

欠乏・・くる病、骨軟化症。

・ビタミンE→細胞膜などの酸化を抑え老化を抑える。

・ビタミンK→血液凝固作用。骨へのカルシウム定着。





水溶性ビタミン



・ビタミンB1→炭水化物の代謝を助ける。神経のはたらきを調節。

欠乏・・脚気、多発性神経症、疲れやすい。

・ビタミンB2→炭水化物、脂質、たんぱく質の代謝を助け、発育促進。

欠乏・・口唇炎、口角炎、発育障害、疲れやすい。

・ナイアシン→さまざまな酵素のはたらきを助ける。

欠乏・・皮膚炎、下痢、認知症。

・ビタミンC→コラ-ゲンの生成に関与。感染症や老化を抑える。発熱やストレスも防ぐ。

欠乏・・壊血病。

・ビタミンB6→アミノ酸代謝や神経伝達物質の生成に関与。

欠乏・・けいれんが起きる。

・パントテン酸→糖質、脂質、たんぱく質の代謝を助ける。

欠乏・・手足の末端が無感覚になる。

・葉酸→アミノ酸、核酸の代謝を助ける。

欠乏・・貧血、神経障害。





無機質



・カルシウム→歯、骨の主成分。細胞のはたらきや神経伝達を調節。

・りん→歯、骨、エネルギ-代謝に必要。

・鉄→酸素の運搬。代謝に必要。

・ナトリウム→細胞の浸透圧調節や栄養素輸送に必要。

・カリウム→細胞の浸透圧調節や栄養素輸送に必要。

・マグネシウム→歯、骨、エネルギ-代謝に必要。

・銅→ヘモグロビンの合成に関与。酵素の機能を助ける。

・亜鉛→酵素の機能を助ける。感覚機能を維持。

・よう素→甲状性ホルモンに必要。

・塩素→細胞の浸透圧調節。





ポリフェノ-ル

・クロロゲン酸→抗酸化効果。

・コーヒー酸→抗酸化効果。

・フラボン→抗酸化効果。

・フラボノ-ル→抗酸化効果、血圧下降。

・イソフラボン→骨の強化。

・フラバノン→骨の強化、抗酸化効果。

・カテキン→抗酸化効果、肥満予防。

・アントシアニン→抗酸化効果。



とりあえずこんなところで。

長文すみません。



*カルシウムはりんと1:1の割合で吸収率が高くなります。

特に牛乳。

しかしカルシウムに比べりんが多くなると吸収が抑えられますので

ご注意を。

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