長ネギの栄養素を教えて下さい。
ネギは葉の部分にβカロテン(ビタミンA)が多く、茎の部分にビタミンCが、多く含まれている野菜です。
ネギには独特の強い香りがありますが、これは「硫化アリル」と呼ばれる栄養成分で、ニラや玉ねぎにも含まれています。
この硫化アリルは、ビタミンB1の吸収や働きを高め、疲労を回復させる効能や、消化液の分泌を良くして、食品の消化、吸収を高める効能があります。
このため、ビタミンB1が多く含まれている豚肉や牛肉と一緒に、調理するのがおすすめです。
硫化アリルは、血液をサラサラにして、血行を良くして体を温める働きもあります。
ネギの葉に多いβカロテン(ビタミンA)は、眼の網膜にある光を感じる「ロドプシン」という物質の材料で、夜盲症(とりめ)の予防効果がある栄養成分です。
また、粘膜や皮膚を健康に保ち、ウィルスや細菌の侵入を防ぎ、体の免疫力を高める効能もあるビタミンです。
一方、ネギの茎に多いビタミンCは、体に有害な活性酸素を分解する働き(抗酸化作用)があり、生活習慣病や老化の進行を、防ぐことが知られています。
ビタミンCには、この他にも次のような様々な効能があります。
・コラーゲンの合成を助け、体の組織を丈夫にする
・ストレスに対抗する抗ストレスホルモンを作る
・シミやくすみの原因であるメラニン色素を減らす
・発ガン物質を分解してガンを予防する
■ネギ(長ねぎ)の主な栄養価(100g中)■
エネルギー:28kcal
蛋白質:0.5g
脂質:0.1g
炭水化物:7.2g
ナトリウム:0g
カリウム:180mg
マグネシウム:11mg
カルシウム:31mg
鉄:0.2mg
ビタミンA:1μgRE
ビタミンB1:0.04mg
ビタミンB2:0.04mg
ビタミンC:11mg
ビタミンD:0.0μg
ビタミンE:0.1mg
食物繊維:2.2g
ここに載ってるぞ
http://web116.net/yasai/04-negi.htm
葉の部分にβカロテン(ビタミンA)
茎の部分にビタミンCが多く含まれています。
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